渡る世間は霊ばかり2
好評?の前回に続き『渡る・・・』シリーズの第二弾です・・・・・
四年前の1月に亡くなった老猫の【花子】(↑左で丸くなっている)。
15歳だったので天寿を全うしたと思います。
晩年、後ろ足の爪が伸びきっており、床を歩く度に
カツ、カツ、カツッ・・・・と爪でひっかく足音をさせておりました。
半年くらい前の夜のこと。
カツッ、カツッ、カツッ・・・・・
カツッ、カツッ・・・・・・・・・・・
その音が聞こえました。
「あ、花子だ・・・」と違和感なく最初に思ったものの
よく考えると、花子はいない・・・・
ごくんっ(つばを飲む音)
そして、コタツで横になっている私の胸の上で香箱座りをしている
ちょろと目が合う・・・
この時、私は初めて見た!
猫も驚く顔をするのだ!!
ちょろの顔もひきつっていた・・・
いるはずのない花子の足音を聞いたのだから・・・
しばし、ちょろと見つめ合い、足音のする方へ目を向けてみる・・・
いるーーーーーーーーーーーーーーーーー
はずはなかった。
でも、きっと遊びに来たのに違いない!
ああ、花ちゃん、花ちゃん・・・忘れてないからね・・・
ちょろも忘れていなかったね。
何故?
こんな風にまた怒られるんじゃないかと
あせったからに違いない・・・
花ちゃん、またおいでね♪
by kotaroco | 2009-05-13 09:51 | Life